★8月31日以降の金標準先物の60分足では、6,450円処がレジスタンスとして意識され上値の重さが意識される。ただ、NY市場が休場だったこともあり、下押しも浅く方向感を欠く展開となっている。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上回っていることから、買い方からの投げ売りのような展開にはなり難い。また、高値圏でもみ合いながらも徐々に出来高が膨らんできており、下値を固める動きになっている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方からシグナルとデッドクロスして下落基調になっている。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%DとSlow%Dが緩やかに上向きになっていることから、MACDのゼロラインがサポートになるかが注目される。
金標準先物の日足では、上向きの5日SMAの6,425円と75日SMAの6,429円がサポートとして意識されている一方で、7月30日高値の6,452円がレジスタンスとして意識される展開になっている。為替市場では、レーバーデーでNY市場が休場だったことから、109.80円台でのもみ合い相場が続いた。過度な円高への思惑はないものの、110円台での上値の重さも意識される展開になっている。
本日の注目点では、上下の抵抗体に挟まれていることから、上下どちらに放れるかが焦点となる。米長期金利が先週末の8月米雇用統計の時給の上昇を受けてインフレ懸念が高まり、米長期金利が1.2%台から1.3%台へ上昇していることが金の重石となっている。また、米FRBによる年内のテーパリング開始の思惑も意識されている。60分足ではMACDがゼロラインで反発するかも注目てされる。
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