★6月25日以降の金標準先物の60分足では、240時間SMA(茶線)サポートとして意識されもみ合い相場となっている。24時間SMA(緑線)は上向きになっていることから、短期的には戻り基調が続いている。寄り付き後には、雲のネジレがありトレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。
NY金先物市場は1765.90-1783.40ドルのレンジ相場となった。ユーロが対ドルで買いが先行し、ドル建ての金も買われ、一時1783.4ドルまで上昇したが、ユーロが対ドルで売り戻され、米長期金利も上昇に転じ、金は上げ幅を縮小して取引を終えた。 アジア市場で1765.90ドルまで下落したが、ニューヨーク市場の中盤にかけて1783.40ドルまで買われる展開となった。ただ、時間外取引では1770ドル台で推移した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上抜けしてきたことから、戻り売りを吸収してきている。ただ、6,250円近辺でも出来高が膨らんでいることから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方でシグナルとデッドクロスしたものの、横ばいとなっていることで下押しバイアスは弱い。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Dが下向きになってきていることで、Slow%Dとデッドクロス寸前となっており、寄り付き後の動きにが注視される。
金標準先物の日足では、レジスタンスとして意識される75日SMAの6,334円も上抜けしてきたことで、上値が軽くなってきている。回復基調が続くか注目される。NY金先物市場では、ドル高が嫌気され上値が重くなった。ただ、今晩の6月米雇用統計の発表を控えているため、一方的な動きにはなりにくい。為替市場では、ドル買いが優勢となっており、約1年3ヵ月ぶりの円安圏で推移している。そのため、金標準先物の下支えとなっている。
本日の注目点は、日足でレジスタンスとを上抜けしたことで、戻り基調が継続するのか、それとも再び下押しするのかが焦点となる。60分足では寄り付き後に雲のネジレがあることから、相場が上下に振れやすくなる。
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