★5月26日以降の金標準先物の60分足では、欧米市場が休場だったこともあり、高値圏でのもみ合い相場が続いた。ただ、24時間SMA(緑線)をわずかに下抜けたことで、レジスタンスとして意識される可能性がある。下値では雲の上限がサポートとして意識される。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格の上方にある。また、もみ合いながら出来高が膨らんできていることから、徐々に値固めしてきている。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインに向かって低下してきていたが、横ばいになってきている。そのため、ゼロラインがサポートとして意識される。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準から%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになっていることから、戻り基調になっている。MACDがゼロラインの上方でシグナルとゴールデンクロスするかが焦点となる。
金標準先物の日足では、上向きになっている5日SMAがサポートとして意識され上昇基調が継続している。ただ、上昇のテンポが早いことから、一旦上値が重くなると利益確定売りが出やすい。下値では、5日SMAの6,692円、9月16日高値6,708円、10日SMAの6,630円が下値目処として意識される。NY金先物市場は、米国債利回りが再び低下してきていることや、米ドルインデックス指数も低下傾向にあることで、下支えとなりやすい。為替市場では、109円台の円安基調を維持していることで、金標準先物の下支えになっている。
本日の注目点は、60分足で24時間SMAを再び回復出来るかが焦点となる。上値では昨年9月2日の高値6,798円が目標値となる。週末には5月米雇用統計が発表されることから、積極的な売買は見送られる展開になりやすい。
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