FITS エコノミックレポート

金標準先物60分足では雲の下限を意識!

 

★金標準先物の60分足では、NY市場が感謝祭で休場だったことから、売買材料難から小幅なもみ合い相場が続いた。寄り付き後からは、雲の下限がレジスタンスとして意識した値動きになりやすい。横ばい推移していることから、寄り付き後からの値動きには注意が必要となる。

 

価格帯別出来高では、もみ合い相場のなか6,600-6,650円で出来高が増加しており、売りが一巡するかが注目される。ただ、上値でも出来高が多いことから、戻り場面では買い方からの『やれやれ売り』が上値の重石になりやすい。

 

MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインがレジスタンスとして意識され横ばいになっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も、低水準で横ばいになっていることで、トレンドレス状態になっている。寄り付き後にトレンドが発生するかが焦点となる。

 

金標準先物の日足では、25日SMAの6,648円がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。短期的には下向きの5日SMAが10日SMAを下抜けるデッドクロスしており、下押しバイアスが強いことを示している。為替市場では、NY市場が休場だったことから、115.30円台でのもみ合い相場が続いており金標準先物の下支えとなっている。

本日の注目点は、25日SMA近辺まで戻り基調となっており回復出来るかが焦点となる。上値の重さが意識されると、心理的節目となる6,500円が下値目処として視界に入る。60分足では、寄り付き直後から雲の下限がレジスタンスとして意識されるため、上抜け出来るかが注目される。

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