★1月25日以降の金標準先物の60分足では、一時上げ足を速めたが日付が変わる頃からは、一転下落する展開となった。ただ、24時間SMA(緑線)サポートとして意識され下げ止まって終了した。雲のネジレがあることから、週明け午後にはトレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。急騰しても上値を伸ばせ切れずに、引けにかけて下落するパターンが続いている。
NY金先物市場は1841.20-1878.90ドルのレンジ相場となった。主要通貨に対するドル安がドル建て金価格の割安感につながり買いを集めた。NYダウが3万ドル割れとなるなど株価の調整も、リスク回避資産となる金の買い材料となった。アジア市場で1841.20ドルまで売られた後、反転し、ニューヨーク市場の序盤にかけて1878.90ドルまで買われた。
価格帯別出来高では、出来高の多い6,200円近辺を上回っていることから、上値が重くなると利益確定売りが出やすい。ただ、上昇時には短時間で出来高が膨らんでいることから、買いの強さも意識される。
MACD(パラメータ:12、26、9)では、ゼロラインの上方からシグナルを下抜け両線とも下向きとなっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%DとSlow%Dの両線が下向きとなっていることで、下落調整基調は継続している。
金標準先物の日足では、一時レジスタンスとして意識されている25日SMA、200日SMA、75日SMAを上抜けしたものの、結局上ヒゲとなり再び押し戻される展開となっている。上値の重さも改めて意識されるものの、5日SMAを上回っており下値の底堅さも感じられる相場となっている。NY金先物市場では、リスク回避の金買い材料とリスク回避のドル買いの動きから方向感に欠く展開が続いている。為替市場では、リスク回避のドル買いが強いことから、ドル/円も104円台半ばで推移しており、金標準先物の下支えになっている。
本日の注目点は、連日の急騰と急落が続くのかが焦点となる。また、徐々に上値を伸ばしてきていることから、明確に200日SMAを上抜けすることが出来るかも注目される。
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