★6月9日以降の金標準先物の60分足では、6月11日高値6,695円と6月14日安値6,511円の半値戻しの6,603円がレジスタンスとして意識され上抜け出来ずに下落調整となっている。上値では雲の下限がレジスタンスとして意識され上値を抑える展開となっている。
NY金先物市場は1853.00-1870.90ドルのレンジ相場となった。米卸売物価指数が市場予想を上回ったことで、明日の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングについて言及する可能性もあるとの声があり、安全資産とされる金先物は弱含んだ。アジア市場で1870.90ドルまで買われたが、戻り売りの興味が残されており、ニューヨーク市場の中盤にかけて1853.00ドルまで反落した。
価格帯別出来高では、もみ合いながら出来高が膨らんできている。一旦下げ止まったことが確認したことで、押し目買いも入りやすい。
MACD(パラメータ:14、26、9)は、ゼロラインがレジスタンスとして意識され上抜け出来ない状態となっている。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、低水準から%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになっていることで、戻り基調になっている。MACDが下向きになっていることから、上向きになるかが焦点となる。
金標準先物の日足では、下向きの5日SMAの6,616円と25日SMAの6,613円がレジスタンスとして意識され上値を抑えられる展開になっている。5日SMAが10日SMAとデッドクロスしていることも短期的な下落調整を表している。NY金先物市場も米FOMCの結果公表を控えて上値の重い展開になっている。為替市場では、110円台は維持しているものの、小動きの展開となっており金標準先物の下支えとなっている。
本日の注目点は、5日SMAや25日SMAが上値を抑えていることから、下値模索の展開になるかが焦点となる。60分足でも半値戻しの6,603円と雲の上限がレジスタンスとして意識されていることから、上抜け出来るかが注目される。
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