★6月17日以降の金標準先物の60分足では、雲上抜けしたもののもみ合い相場が継続している。また、上値では120時間SMA(赤線)がレジスタンスとして意識され上値の重さが意識される。雲の上限を維持出来るかが焦点となる。
NY金先物市場は1773.10-1795.60ドルのレンジ相場となった。NY序盤には外国為替相場でドル安・欧州通貨高が進み、ドル建ての金先物に割安感がでて買いが集まり一時1795ドル台まで強含んだ。しかしながらNY午後に入ると米金利上昇を背景に為替がドル高に傾き、つれる形で金先物も上げ幅を縮めた。 通常取引終了後の時間外取引で1773.10ドルまで下げている。
価格帯別出来高では、6,300-6,350円で出来高が膨らんでおり、上下に放れると大きな動きになりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方で横ばいからやや下向きになってきている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)でも、%DとSlow%Dが下向きになっており、下押しバイアスが強まっている。短期的には、下落基調になっている。
金標準先物の日足では、200日SMAの6,306円がサポートとして意識され、下向きの5日SMAの6,324円を上抜けした。上値では下向きの10日SMAの6,452円があり、レジスタンスとして意識される。米国の早期金融引き締めの思惑が後退したことで、金の買い戻しが入りやすい。NY金先物市場では、1700ドル後半で推移しており、心理的節目となる1,800ドルが意識される。為替市場では、円に対してドルが強含み推移しており、金標準先物の下支えになりやすい。
本日の注目点は、5日SMAを上抜けしたことで維持出来るかが焦点となる。ただ、短期的にはやや下押しバイアスが強まっている。
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