FITS エコノミックレポート

★金標準先物のボリンジャーバンド（パラメータ：14、5、3、20、80）の日足では、±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションとなっており、上昇基調が強いことを示している。ただ、十分にスクイーズした後のエクスパンションではないため、短期的な動きになる可能性がある。雲のネジレ前後でトレンドが加速する展開になった。

雲の上限とのかい離幅が広がっていることで、雲とのかい離幅が縮小するまではやや上値が重くなりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、5、3、20、80）は、買われ過ぎ過熱感が出ている中、％Dが横ばいとなり上昇のバイアスが鈍化傾向にある。

ただ、上値が重くなっているものの、マイナス3σが外側に開いているうちは上昇の勢いが残っている。そのため、マイナス3σが横ばいから内側に入ってくるまでは、逆張りの売りは注意が必要となる。