★金標準先物の日足では、11月30日安値5,900円を起点として12月15日安値6,079円を結んだトレンドライン(S1)を明確に下抜けしたことで、トレンドの転換が見られている。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%DとSlow%Dはかい離幅を広げながら両線とも下向きとなっていることで、下押しバイアスが強いことを示している。
一方で、一目均衡表では、転換線(赤線)や基準線(青線)を下抜けしたものの、雲の下限がサポートとして意識され下止まる展開になっている。
また、転換線や基準線が横ばいとなっていることで、短中期の高低の中心値が変わらない状態となっているほか、26日間遅行する遅行線(緑線)はロウソク足がサポートとして意識されている。
相場的には、下落基調に転換した可能性があるものの、一目均衡表では下げ止まる展開も見られており、次の動きに注意が必要となる。
雲の下限を下抜け転換線と基準線が下向きになり、遅行線がロウソク足を下抜けするようなら、下値模索の展開となる。一方、雲の下限がサポートになって再び反転する可能性も残っている。
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