★7月30日以降の金標準先物の60分足では、24時間SMA(緑線)と雲の上限がレジスタンスとして意識され上値の重い展開が続いている。7月米雇用統計発表以降に雲のネジレがあることから、相場の節目になる可能性が高い。
NY金先物市場は1799.70-1817.90ドルのレンジ相場となった。米金利が上昇し、米国株式市場が堅調に推移したことや、ドルが底堅い動きを見せていることもありドルで取引される金先物価格には割高感もあり、小幅ながら反落して引けた。もっとも、明日の米雇用統計の発表を前に市場の動きは鈍かった。ニューヨーク市場の序盤にかけて1817.90ドルまで買われたが、米長期金利の上昇を意識して1799.70ドルまで反落した。通常取引終了後の時間外取引では1805ドル近辺で推移した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯がレジスタンスとして意識され上値の重い展開となっている。出来高の多い価格帯に挟まれており、売り買いが交錯している。また、6,450円の手前にも出来高の多い価格帯があることから、戻り場面では、上値の重石になりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロライン上で横ばいになっており、トレンドレスの状態となっている。ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、5、20、80)では、%DがSlow%Dを下抜けしてきていることから、下落調整入りとなるかが注視される。
金標準先物の日足では、上値では10日SMAと25日SMAがレジスタンスとして意識されている一方、下値では100日SMAと260日SMAがサポートとして意識され下支えする展開が続いている。徐々に上値を切り下げる一方で、下値を切り上げてきており、三角持ち合いの様相となってきた。そのため、上下どちらかに大きく放れる可能性が高まっている。
本日の注目点は、上下の抵抗体のどちらに放れるかが注視される。60分足では、7月米雇用後に雲のネジレがあることから、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。指標発表までは様子見ムードが強く、値動きの鈍い展開が予想される。
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