★一目均衡表では、相場は基本的に上昇・下降・上昇のN波動もしくは、下降・上昇・下降のS波動で構成されると考えられ、これらに板いる過渡的な波動としてY波動やP波動があり、さらにN波動やS波動はI波動とV波動に分解できるとされている。そして、この波動論を基に展開されるのが値幅観測論である。値幅観測論の計算方法には、N、V、E、NTの4種類があり、計算結果を計算値という。計算値は、形成された波動から見てバランスの良い均衡点であって、いわゆる目標値は異なる。なお、実際の相場想定では、価格水準の均衡点よりも時間の均衡点の方が重要であり、予測値に固執するべきではないとされている。
金標準先物の日足では、下値・上値を切り上げる展開になっている。何処まで上昇するのかを値幅観測論から求めてみる。
N計算値:6,515円、V計算値:6,760円、E計算値:6,815円、NT計算値:6,215円と予測される。N計算値とNT計算値は上抜けしたことから、V計算値6,760円やE計算値6,815円が目先の上値目処として意識されやすい。
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