FITS エコノミックレポート

金標準先物の日足では相場の節目攻防!

 

★21年3月5日安値の5,852円と5月31日高値6,742円を結んだフィボナッチ・リトレースメントと白銀比率では、50.0%押しとなる6,297円を下抜けしてきた。

また、200日SMA(緑線)の6,299円を下抜け、6月21日にサポートとして意識された100日SMA(黒線)の6,265円も下抜けしてきた。

早々に回復出来るようなら、金の底堅さが意識され再び戻り基調となりやすい。

しかし、これらの抵抗体を明確に下抜けするようなら、さらに下押しの展開になりやすい。

下値では、61.8%押しの6,192円や白銀比率の70.7%押しの6,113円、76.4%押しの6,062円が下値目処として視界に入ってくる。

金標準先物の日足では、相場の節目攻防となっていることから、今後の動向が注目される。

 

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