★金標準先物の日足では、12月1日安値5,910円を起点として12月15日安値6,079円を結んだトレンドライン(S1)を上抜け3していることで、基本的には戻り基調が続いている。また、200日SMA(紫線)を回復しており、5日SMA(赤線)が10日SMA(黄線)や25日SMA(青線)を上抜けゴールデンクロスしていることからも戻り基調が継続している。
さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)も、%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きになっていることから、再び戻り基調が強まってきている。
ただ、12月9日の直近高値6,280円が抵抗線として意識され、上値を抑えている。この6,280円前後では、何度も上下の抵抗体となっていることで相場の節目に位置していることになる。
上抜け出来ると下値を切り上げるダブルボトムのネックライン越えとなることで、強い相場が継続しそうである。上値目処は75日SMA(緑線)の6,373円や100日SMA(黒線)の6,453円が意識される。一方で、上値の重さが意識されると下押しバイアスが強まる可能性もあり、200日SMAやS1の攻防になりやすい。
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