★金標準先物の中期トレンドを示す週足では、6月18日週の急落で13週SMA(赤線)を下抜けすると、レジスタンとして意識され上値を抑える展開が続いていた。
そして、8月13日週では上値の重さが意識され、一旦下押しのトライの動きとなって、26週SMA(青線)と52週SMA(緑線)を下抜ける展開になった。しかし、6,105円を底値となり持ち直す展開が続き、26週SMAと52週SMAを回復した。
戻り基調も3週目になり、13週SMAの6,389円をジワリと上抜けしてきた。
ただ、21年3月15日週安値5,852円を起点として4月2日週安値5,948円を結んだトレンドライン(S1)を8月13日週に下抜けしたことで、一転してレジスタンスとして意識され上値を抑える展開になっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%Dが横ばいになってきたことで、下向きにSlow%Dをわずかに上抜ける展開になっている。%Dが上向きになるようなら上向きバイアスが強まることを示している。しかし、再び下向きになるようなら、上値の重さが意識される。相場の節目にあることを示している。
13週SMAとS1を明確に上抜け出来るようなら、再び上値を狙う動きになりやすい。一方で、上値の重さが意識され下押しするようなら、26週SMAの6,336円や52週SMAの6,305円が意識される。下げ止まらないようなら、再び8月13日週の6,105円が視界に入る。
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