★金標準先物の日足では、一目均衡表雲の相場の節目となるネジレ近辺から急落する展開になった。
ボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)では、バンド幅が縮小するスクイーズから、±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションとともに急落する展開になった。
昨日に一旦下げ止まり、本日もマイナス2σの6,199円をわずかに上抜けしてきている。ただ、プラス3σが外側に開いていることから、下落の勢いは持続している。
6月の下落時でも±3σのバンドが拡張した後に下げ止まると、まずはプラス3σが横ばいからバンド幅が縮小傾向になった。その後に、マイナス3σが横ばいから上向きになった。
そのため、プラス3σが横ばいから縮小傾向になるまでは、下押しバイアスが残っている。
一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、低水準まで低下した後に、%Dが横ばいから徐々にに上向きになり、Slow%Dをわずかに上抜けしてきていることから、下落の勢いは鈍化していることを示している。
下げ止まる様相となっているが、プラス3σに上記の変化が出るまでは相場反転と判断するのは時期尚早となる。また、ストキャスでも明確に%Dが上向きになるまでは底這いする可能性もあるので注意が必要となる。
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