FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円は、前回の高値である82.50円近辺が意識されたほか、200日SMA（紫線）82.13円がレジスタントなり押し戻される展開となっている。一方で、5日SMA（赤線)81.70円が上向きとなりサポートとして意識されやすい。

そのため、今後のポイントとすれば、200日SMAを上抜けるのか、それとも5日SMAを下抜けするのかが焦点となる。

ストキャスティクス･スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、％K：92.89、％D：90.41とかなり、買われ過ぎ過熱感が出来てきており、短期的な調整下落となっても不思議ではない。

ただ、注意点とすれば、ボリンジャーバンド（パラメータ：21、±1σ、±2σ、±3σ）では±3σのバンド幅が急速に拡大するエクスパンションとなっていることから、上昇の勢いは継続している。マイナス3σが横ばいにから内側に入ってくるまでは、上昇の勢いがあるため注意が必要となる。