FITS エコノミックレポート

豪ドル/円は鳥かご相場が継続中!

 

★豪ドル/円の日足では、上値を10日線(黄線)が下向きとなりレジスタンスとして意識されている一方で、下値を25日線(青線)が緩やかに上向きとなりサポートとして意識されている。そのため、豪ドル/円は両ラインによって鳥かごの中にいるような相場動向となっている。

ただ、徐々に10日線と25日線の間隔が縮まっていることから、近日中に上下に放れる可能性が高くなってきた。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)では、%Kが%Dを下抜け、両線とも下向きとなっていることから、下放れする可能性が上放れするよりも高そうである。

 

もし、下抜けすると、上値を切り下げる下落トレンドが継続していることになり、3月23日の安値80.47円が意識される。一方で、上放れした際は、4月113日の高値84.07円を上抜け出来るかが重要ポイントとなる。

一目均衡表の日足でも、下値を基準線がサポートしている一方で、上値を先行スパン2がレジスタンスとなるなど、同様に鳥かご相場となっている。26期間先の先行スパン1と2でネジレが発生しており、先行スパン1が先行スパン2を上抜けしていることから、一目均衡表では上昇トレンドとなっている。ただ、相場の方向を示す基準線は横ばいとなっており、上向きになると相場は上昇トレンドとなったことを示す。

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