FITS エコノミックレポート

豪ドル/円に下押し圧力強まる兆候が!

 

★豪ドル/円の日足では、5日SMA(赤線)10日SMA(黄線)が下向きとなり、75日SMA(緑線)81.54円を下抜けしてきた。また、ダブルトップのネックラインとなる9月27日81.28円を下抜けしてきていることから、下押し圧力が強まる兆しが出てきている。

また、10月2日から上値・下値を切り下げる展開となってきており、下落基調の典型的なロウソク足の並びになっている。

さらに、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%K:60.57、%D:74.23とかい離幅を広げて両線とも下向きとなっていることから下落の勢いが強いことを示している。

 

今後の注目点は、戻り場面となった場合は、まずはネックラインを回復出来るかにある。その後は、75日SMAや5日SMA、10日SMAを回復出来るかが注目される。一旦ネックラインを下抜けした後、戻り基調となるリターンリバースでネックラインまで戻りがあっても上抜け出来ずに下落した場合は大きな下落基調となりやすい。また、下値のサポートとしては25日SMA(青線)の80.82円が意識される。ただ、この25日SMAを下抜けすると、8月15日安値79.68円が意識される。

 

基調は下落方向にあることから、下げ止まりが確認するまでは豪ドル買いには注意が必要となる。

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