★まず下値では、現在のところでは20カ月線(紫線)の82.93円や12カ月線(赤線)の81.55円が下値目処として意識される。そして、2010年以降の月足では、72.00円ところが大底圏として意識されている。
一方で、上値では、2013年8月安値86.34円、120カ月線(緑線)の86.43円、2015年2月安値89.35円、2015年5月直近高値97.30円などが意識される。
北朝鮮の弾道弾ミサイル実験や6回目の核実験が行使された場合に、米国の武力圧力が開始される可能性が高まっていることから、上値・下値の節目を把握しておく必要がある。前日北朝鮮が日本海に向けてミサイル実験を行った時に、円高ではなく円安に振れた。そのことから上値目処もチェックが必要となる。目と鼻の先での地政学リスクで、リスク回避の円買いだけでなく円安になる可能性もある。地政学的リスクから距離的に離れている、豪ドルやNZドルが買われる展開となる可能性も残る。
昨日、国家安全保障担当大統領補佐官や国務長官、国防長官らが出席するNSC閣僚級委員会の常任メンバーからスティーブン・バノン大統領上級顧問・首席戦略官が外れた。その代わりにダンフォード統合参謀本部議長は常任メンバーに戻った。また、慰安婦問題で韓国から日本大使が日本に戻っていた。しかし、こちらも急きょ韓国大使館に戻ることが決まった。また、3月1日から4月末まで米韓軍演習が行われており、昨年同様なら米軍約1万7000人前後の人間が訓練している。
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