FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円の日足では、260日線（茶線）がしっかり下値支持ラインとなりサポートしている。そして、5日線（赤線）の82.36円を上抜けしてきている。ただ、上値には10日線（黄線）の82.81円、200日線（紫線）の83.03円、25日線（青線）83.26円などが直近の上値抵抗ラインとなりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：19.18、%D：19.27とやや売られ過ぎから、%Kが横ばいとなってきている。

今週後半から来週にかけてはリスクイベントが相次ぐことから、直ぐに反転するというには時期尚早と言える。ただ、下値トライした際には3回も260日線で下げ止まったこともあり、下押しした際は260日線が重要サポートラインとなる。

260日線は、主要市場の営業日数に基づいている。1年365日のうち土曜日52日、日曜日52日、お正月1日が主要市場の休場となるため、365-（52+52+1）＝260日となる。