FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円の日足では、5日線(赤線)がサポートラインとなり、上昇基調が継続している。75日線(緑線)もレジスタンスラインとならず、上昇基調を高めている。

11月27日の84.32円が底値となり、一旦200日線(紫線）や260日線（茶線)がレジスタンスラインとして意識されたものの、一旦上抜けると上昇基調が高まった。波動的にも第2波動目となっており、次の下落基調では押し目買いのチャンスとなりやすい。

ロウソク足では、本日も陽線となっているが、前日ロウソク足の高値88.15円と安値87.37円を上・下抜け出来ず『はらみ線』となっている。ロウソク足からは、やや上昇基調が鈍化している可能性も残ることから、短期的な調整も考えられる。

下値では10日線(黄線）87.13円や75日線(緑線)87.06円が下値目処になりやすい。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ：14、3、3、20、80）では、％K96.19、％D:94.28とかなり買われ過ぎ過熱感が出ているので、短期的な調整はやむを得ない。

上昇トレンドは変わらず維持されているが、短期的なところでは一旦調整下落する可能性も高まってきた。ただ、一旦の下落は3波動目の調整となる可能性が高い。次の上値目処は、10月23日の高値89.07円となる。