★豪ドル/円の週足では、13週線(赤線)87.70円が下値支持ラインとなっている一方で、260週線(茶線)89.46円が上値抵抗ラインとなり、2週もい合い相場となっている。今週も13週線と260週線の攻防が予想される。
ロウソク足では、前週高値88.31円を上抜けするのか、それとも87.21円を下抜けするのかが注目点となる。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kは7月14日をピークとして、価格は上値抜けしたものの上値を切り下げるダイバージェンスを示現している。テクニカル的には、下落基調となりやすいと言われている。また、%Kと%Dが下向きとなっていることから、現状では下落基調が継続していることになる。
ただ、下値では26週線(青線)86.14円、8月11日週安値85.43円のネックライン、52週線(緑線)85.33円が下値支持ラインとなりやすい。特に、52週線に関しては、4月から6月に下落時での下値支持ラインとなった。
19日に中国の7-9月期国内総生産(GDP)統計が公表される。参考となる4-6月期GDPの実績は前年同期比+6.9%だった。不動産開発投資は減速したが、個人消費と外需は順調だった。7-9月期については、不動産開発投資は引き続き弱含みとなるものの、輸出はまずまず順調に推移し、個人消費は底堅く推移していることから、4-6月期の実績に近い水準の成長率となり、習近平指導部が17年の目標とする6.5%前後の水準を上回る見込みとなっている。中国の景気が順調であることが確認されると、資源国である豪ドルの買いがはいりやすい。
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