FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円の一目均衡表では、上昇基調を維持していたが前日から雲の上限を上抜け出来ずに四苦八苦している。ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）も％K:93.67、％D:94.65とかなり買われ過ぎ過熱感が出ており、％Kが％Dを下抜けしてきたことから上昇基調が一服する可能性がある。

また、26期間手前の遅行線も基準線52日（灰線)が上値抵抗ラインとなっており、上値の重さが意識されてきている。

一旦下落調整する可能性が高まってきているが、それで再び下落基調となるような豪ドル売り材料もなく、押し目買い狙いの状況となりやすい。本日も香港、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、フランス、英国、カナダなどがボクシング・デーで休場 となり、閑散相場が継続する。改めて売買材料も出難いことから雲の上限を挟んだ値動きになりそうだ。