FITS エコノミックレポート

豪ドル/円は過熱感あるものの下落基調継続か!

 

★豪ドル/円は、大陰線のあと陰線が5本続く『五連陰』となっている。大陰線のあと小さな陰線となっていることで、買い方にとってはたちの悪い下げ基調が続いている。大きく下げるならストップロスを入れやすいが、じり安の場合はなかなかポジションを切りにくい。

 

ただ、一目均衡表の雲下限を下抜け、10月10日の三尊天井ネックラインとなる87.21円を下抜けてきた。また、基準線が下向きとなり26期間の高低の中心値が下がってきている。さらに、遅行線がロウソク足を下抜け、雲の上限も下抜けしてきている。

このことから、下落基調が継続していることになるが、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%K:9.27、%D:10.97とかなり売られ過ぎ過熱感が出ているのも事実である。しかし、ストキャスティクスの場合は一旦戻り基調となっても、トレンドが出ている時はダマシとなることが多い。ダマシかそうでないかを見極めるのはトレンドがあるのか、トレンドがないのかを見極めることである。

見極め方とすれば、前日のロウソク足に対して上値・下値を切り上げるような動きとなるのが分かりやすい。ただ、底値と思われるところで下ヒゲロウソク足になったり、『抱き線』、『はらみ線』などが出始めた時が反転の兆しと読む。

 

注意点では、ネックラインに向かって一旦上昇した後に再び下落するリタンリバーサルとなった場合は、大きな下落基調となりやすいので注意が必要となる。

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