FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円の日足では、引き続き5日線（赤線）の88.14円や10日線（黄線）の88.31円が上値を抑えて下落基調を維持している。昨日のロウソク足が陽線となったことから、5連陰は免れたが本日も陰線で終了すると一陽五連陰となり弱含みとなる。注目点では、前日安値の87.72円を下抜けるかにある。また、25日線（青線）の87.67円やダブルトップのネックラインとなる87.61円を下抜けるようならば、大きな下落調整となりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は%K：36.43、%D：46.88とかい離幅を広げながら両線と下向きとなっている。また、ストキャスティクス・スロー（パラメータ：42、3、3、20、80）は、%K：81.13、%D:82.88と%Kが%Dを下抜けして緩やかに低下傾向となっている。

本日も豪ドル/円の最大の注目点は25日線やダブルトップのネックラインを下抜けるかにある。ただ、現在のところは、前日安値を上回っていることから下値切り上げとなっている。そのため、上値にある5日線や10日線を上抜けるようなら、下落調整終了となる可能性もある。