★OPEC定例総会で協調減産が9カ月延長されたものの、『ウワサで買って事実で売る』という形で原油価格が下落した。そのため、資源国通貨もつれて弱い含みとなっている。
昨日豪ドル/円は、一旦25日線(青線)の83.51円を上抜けしたものの、原油価格が下落すると豪ドル/円も下落基調となった。さらに5日線(赤線)の83.39円や10日線(黄線)の83.33円も下抜けした。
今後はこれらの各移動平均線が上値抵抗ラインとなりやすくなる。
また、前日のロウソク足に対して上値・下値切り下げとなっており、下落基調の初動となっている。本日中に昨日の高値83.88円を上抜けするようならば、『包み線』となり、回復基調に戻る可能性がある。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:60.75、%D:62.48と%Kが%Dを下抜けた。そのため、下落基調となっている。
下値支持ラインとなっていた移動平均線を下抜けしたことで、下落基調の初動となっているため安易な豪ドル/買いには注意が必要となる。
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