FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円に日足では、上値を25日線（青線）が下値を75日線（緑線）に挟まれた値動きとなっている。5日線（赤線）と10日線（黄線）が横ばいとなり、この両線間を挟んでのもい合い相場となり、方向感に欠ける値動きとなっている。

さらにダブルトップネックラインの7月24日安値87.61円がレジスタンスとして意識されている。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、上値を切り上げてきているが、%Kは下向きとなっており上昇の勢いが鈍化してきている。

ロウソク足では、前日ロウソク足に対して上値・下値切り下げとなっており下落基調が強まってきている。そのため、75日線の85.64円や200日線（紫線）85.31円で下げ止まるかが注目される。

北朝鮮が早朝に弾道ミサイルを発射した日本上空を通過、北朝鮮情勢緊迫化への警戒感からリスク増大に対する投資家の警戒感は低下していないことから、リスク選好的な豪ドル買いは縮小している。