★豪ドル/円の一目均衡表日足では、75日指数平滑線(紫線)が下値支持して雲のネジレ日で反転した。その後も戻り基調となっているが、上値では基準線52(灰線:先行スパン2を当日線にしたもの)87.87円と転換線9(赤線)88.22円が上値抵抗ラインとなり足踏みしている。
基準線52期間の中心値を上抜けしてくるということは、中期的に豪ドルを買っている買い方にとっては強気の見方が高まる。一方で、短期的な売り方は、転換線9を上抜けしてくると弱気的な見方が強まり、手仕舞いの買い戻しが入りやすくなる。
また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ域から%Kと%Dが緩やかに上向きとなっていることから、転換線上抜けで戻り基調が鮮明となりやすい。
この基準線52や基準線9近辺では買い方・売り方の事情のぶつかり合いとなることから、もみ合い相場となるか、それとも一気にに上抜けするような動きとなりやすい。
豪ドル/円は、買い方と売り方の正念場にある。
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