FITS エコノミックレポート

★豪ドル/円の日足では、前日のロウソク足の上値・下値を切り上げる動きとなっていることから戻り基調である。また、200日線（紫線）の82.71円の抵抗ラインを上抜けしてきた。しかし、上値では5日線（赤線）と25日線（青線）の83.26円や10日線（黄線）の83.55円が上値抵抗ラインとなりやすい。また、5月2-3日と5月15-16日の上値抵抗ラインとなった84.50円近辺が再び上値抵抗ラインとなりやすい。

ストキャスティクス・スロー（パラメータ：14、3、3、20、80）は、%K：27.25、%D：37.06で下向きを維持している。%Kは一時の下向きよりは、やや下落基調は鈍化している。

260日線（茶線）が下値支持ラインとして意識され反発し、200日線は上抜けしてきた。しかし、上ヒゲを伴ったロウソク足となっており、上値の重さを示現している。週初からは、19日の高値83.42円を上抜けするのか、安値82.32円を下抜けするのかが注目される。また、上昇したところでは、84円半ばで再び反転するのかも重要ポイントとなる。