★欧州市場朝方の取引では、前日欧米市場の流れを引き継ぎ113.10円台に続伸した。欧州序盤、ドルは主要通貨に対してもみ合い商状となったが、米上院が税制改革法案を可決したことを受け、リスク選好の動きがやや優勢となった。ロンドン入り後はドル買い歩調を維持し、高値圏での攻めぎ合いとなった。米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが優勢になった。米長期金利の上昇を受けたドル買いの流れが続き、一時113.30円付近まで上げたが、NYダウが一時下げに転じたため、その後は上値が重くなった。ユーロ/円中心にクロス円が買われた流れに沿って一時113.35円と日通し高値を更新した。新規材料難のなか、NY時間午後に入り次第に値動きが細った。
米11月中古住宅販売件数が11年ぶりの高水準に達したほか、米国の上下両院が共和党の税制改革案を可決したことを好感したドル買い・円売りが優勢となった。
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