FITS エコノミックレポート

米国株とVIX指数動向!

 

★VIX指数とは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)がS&P500を対象とするオプション取引の満期30日のインプライド・ボラティリティをもとに算出したボラティリティ指数を示す。

VIX指数は今後30日間のS&P500の予想変動範囲を表現していて、予想変動範囲(%)=VIX/√12である。例えば4月15日のVIX指数は16.57だったことから、予想変動範囲は≒4.78%である。

VIX指数は昨年3月16日週の66.04まで上昇した後、急速に低下して6月1日週には24.52へ低下した。その後も急騰・急落を繰り返しながらも上値・下値を切り下げながら、市場は安定方向に向かっている。

2016年以降の相場を見ても、時々VIX指数が急騰することで米国株は下落調整される展開となっている。ただ、VIX指数の急騰で米国株が下落調整したところでは、押し目買いが正解だったということになる。

昨年の急騰以降も何度もVIX指数が急騰したが、やはり押し目買いのチャンスになっていた。

現状はVIX指数は20を下回ってきたことで、市場安定化に向けて低下傾向になっている。ただ、過去の経験則からでも、安定後に再びVIX指数が急騰調整となっていることから、押し目買いの狙い場は次のVIX指数急騰場面になる。

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