★米国がトルコへの制裁をちらつかせていることや、約1世紀前のオスマン帝国によるアルメニア人殺害事件を『ジェノサイド(民族大量虐殺)』と認定する決議案を米上院が可決したことについて、エルドアン大統領は15日、『対抗措置として米国の核弾頭が配備されているトルコ南部インジルリク空軍基地を閉鎖する可能性がある』などと発言した。米トルコ関係の悪化懸念を背景にリラを売る動きが広がっている。
トルコリラ/円は、概ね18.62円近辺が下限となり、19.10円近辺が上限となるレンジ相場となっている。ただ、材料があると下抜け・上抜けする特徴がある。ただ、材料が一巡すると再びレンジ内に戻り展開が続いている。
今回米国との関係悪化からトルコリラ売り材料となっている。日足では、5日SMA(赤線)、10日SMA(黄線)を下抜け各SMAが上値にあることから、戻り上値を抑える展開となっている。
もし、18.62円を下抜けしてくるようなら、10月10日安値の18.14円近辺で下げ止まるが注目される。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、過去2回の底値圏でストキャスティクスも売られ過ぎまで低下して、その後反転するという展開だった。今回はすでに売られ過ぎから底這いになっている。
底値圏では一旦もみ合い相場となってから、一気に戻り基調となっている。5日SMAが10日SMAとゴールデンクロスが買いシグナルとなりやすい。
もし、トルコリラ/円が下押しするなら、戻り買いのタイミングの探しが面白そうだ。
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