FITS エコノミックレポート

米利上げと米長期金利そしてドル/円の動向!

 

★FOMCによる利上げと米国長期金利には、過去2回の利上げ時に特徴が見られる。FOMCまでは債券売り(金利は上昇)するものの、実際利上げした後は買い戻され(金利は低下)する。米国長期金利の上昇に伴って、ドル/円は円安方向となりやすいものの、実際の利上げ後は、米国金利の低下とともに下落する展開となっている。

来月の13-14日のFOMCでも利上げが見込まれている。そのため、FOMC直前まで米長期金利が上昇するようならば、利上げ発表後は再び低下しやすく、ドル/円もピークアウトして円高傾向となりやすい。

 

『二度あることは三度ある』のか、次回は『三度目の正直』となるのか、非常に注目されるところだ。このところの米経済指標に微妙に悪い数値が出始めていることから、利上げにより米景気の鈍化が意識され『二度あることは三度ある』となりやすい。

6月初旬から利上げに伴う米長期金利の上昇に伴う円安となるかが焦点となる。過去2回のような動きとなれば、6月の利上げ後は同様な動きになりやすい。

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