★白金標準先物の上値の重さは、長期トレンドを示す月足にある。月足の中の240ヵ月SMA(茶線)は、2016年1月から2108年2月までサポートとして意識され下支えする展開となっていた。
2018年3月に240ヵ月SMAと12ヵ月SMA(赤線)、24ヵ月SMA(青線)も下抜けすると下落基調が続いた。底這い後は12ヵ月SMAと24ヵ月SMAを上抜けると戻り基調が強まった。しかし、2020年1月に240ヵ月SMAまで戻ったがレジスタンスとして意識され翌月には押し戻される展開となった。
2020年3月の2,000割れの安値1,843円が大底となり戻り基調となった。そして、今月12月に240ヵ月SMA付近まで上昇したものの、再びレジスタンスとして意識され上ヒゲロウソク足となっている。
ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DとSlow%Dは上向きを維持していることから、戻り基調は継続している。
12ヵ月SMAと24ヵ月SMAの上方に位置しており戻り基調は持続しているものの、重要な相場のポイントとなる240ヵ月SMAが意識され伸び悩んでいる。長期的には上昇基調を維持していることから押し目買い目線で見ていきたい。ただ、12ヵ月SMAと24ヵ月SMAを下抜けすると、相場の反転となる。
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