★白金標準先物の一目均衡表日足では、11月29日に雲の下限を下抜けすると、その後は弱含み推移して一時3,300円割れとなる3,285円まで下落した。ただ、心理的な節目となる3,300円が意識され持ち直す展開になったが、雲下限と転換線(赤線)がレジスタンスとして意識され上値を抑えられる展開が続いている。一方、基準線(青線)は横ばいとなっており、サポートとして下値を支える展開になっている。
夜間取引になると雲のネジレがあり、トレンドの反転や加速など相場の節目になりやすい。前回11月19日での雲ネジレでは、じり安が続ていたがその後は下落トレンドが加速する展開になった。また、ネジレ発生時のストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、8)では、高水準から%DがSlow%D下抜け両線とも下向きになっていた。そのため、その後も下押しバイアスは強く、下値試しの動きになった。
今回のストキャスティクスでも、%DがSlow%Dを下抜けしていることから下押しバイアスが強いことを示している。
11月末からもみ合い相場が続く中で、雲のネジレが切っ掛けとなって上下放れるとなる可能性は高い。
上値では転換線の3,604円、雲ネジレ、先行スパン2の当日線(茶線)3,668円が意識される一方で、下値では基準線の3,503円や節目となる3,500円がサポートとして意識される。
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