FITS エコノミックレポート

白金標準先物は上放れのエクスパンション継続!

 

★白金標準先物のボリンジャーバンド(パラメータ:21、±1σ、±2σ、±3σ)の日足では、±3σのバンド幅が縮小するスクイーズから±3σのバンド幅が拡張するエクスパンションした。

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)では、%D:96.26%、Slow%D:91.75%とかなり過熱感が出ているものの、明確な上昇トレンドが継続している限り高水準で張り付くダマシが発生するので注意が必要である。ただし、過熱感が出ていることは明白なことから、基調の鈍化待ちということになる。

上昇の勢いの鈍感のシグナルは、マイナス3σの動きにある。マイナス3σが横ばいから内側に入ってくると、上昇基調が鈍化してきていることを示す。現在は外側に拡張していることから、強い基調が継続している。マイナス3σに変化が出た後に、プラス3σも横ばいから内側に入ってくると相場の反転が明確になる。

昨年11月にスクイーズからエクスパンションした時も、ストキャスティクスは高水準で張り付き、マイナス3σが横ばいになってきたところから上昇の勢いが鈍化した。

今回も、マイナス3σとストキャスティクスの動きを注視する必要がある。

戦略的には強い上昇基調のため、割り切って順張り買いとするか、マイナス3σの変化待ちで逆張りするかにある。

ただし、順張りでは過熱感が出ていることから、海外時間での急落に備えておく必要がある。

カテゴリー: ホットニュース

カテゴリー

カレンダー

4月 2024
« 1月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ページの先頭へ