FITS エコノミックレポート

白金標準先物の中期トレンドでは38.2%押しでもみ合い!

 

★白金標準先物の中期トレンドを示す週足では、13週SMA(赤線)26週SMA(青線)52週SMA(緑線)を下抜ける下落基調が続いている。また、13週SMAが下向きとなり、26週SMAを下抜けるデッドクロスとなっている。さらに、13週SMAは52週SMAとデッドクロスする様相となっており、移動平均線からの下げ止まる兆しは出ていない。

20年3月20日週の安値1,843円と21年2月19日週の高値4,524円の38.2%押しの3,500円がサポートとして意識されもみ合い相場が続いている。

ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、売られ過ぎ過熱感が出ている中、%Dが横ばいになってきている。しかし、モメンタム系のオシレーターは、明確な下落トレンドが続くと、価格は下落を続けながらもオシレーターは底這いするというダマシが発生しやすい。そのため、過熱感だけでの売買には注意が必要である。

現状は一旦は下げ止まっているものの、下げ止まる明確なシグナルは出ていない。そのため、投資判断は様子見としたい。もし、38.2%押しを下抜けすると200週SMA(紫線)3,226円50.0%押しの3,184円が視界に入ってくる。

一方戻り上値では、52週SMAの3,687円や下向きの13週SMAの3,742円付近が上値目処として意識される。

 

 

 

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