★白金標準先物の日足では、9月後半からレンジ相場の展開となっており下限は2,800円が心理的節目となっており、下支えする展開となっている。9月以降は2,800円が意識され2回ほど反転した。一方上限は、10月まで一目均衡表の基準線(青線)と雲下限がレジスタンスとして意識されていた。しかし、基準線を上抜けしてからは雲の下限が上値を抑える展開となっている。
本日も雲の下限がレジスタンスとして意識され上値の重石となっている。
ただ、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、%DがSlow%Dを上抜け両線とも上向きとなっていることで、戻り基調が継続している。
まとめると、モメンタム的には戻り基調が続いているが、レジスタンスとして意識されている雲の下限での売りも強くこう着状態となっている。
下値では、転換線(赤線)の2,937円や基準線の2,949円がサポートとして意識される。
レンジ相場の上抜けするのか、再びレンジ相場の下限へ反落するのか相場の節目にある。
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