★白金標準先物の長期トレンドを示す月足では、重要な相場のポイントになる240ヵ月SMA(茶線)の3,751円を明確に上抜けした。
白金標準先物と240ヵ月SMAでは、リーマンブラザーズの破綻による世界的な金融危機に陥った2009年の大暴落時に下げ止まるポイントになったのが、240ヵ月SMAである。また、2015年11月から2018年2月まで240ヵ月SMAを挟んでもみ合う展開が続いた。2020年1-2月には、240ヵ月SMAがレジスタンスとして意識されるとその後は失速する展開になった。2021年7月にはサポートとして意識されるも下抜けた。そして、2022年3月には明確に240ヵ月SMAを上抜ける展開になった。
現状は12ヵ月SMA(赤線)、120ヵ月SMA(緑線)、240ヵ月SMAがサポートとして意識される展開になっている。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、5、3、20、80)は、下落基調から%DがSlow%Dをじわりと上抜けしてきており、両線とも上向きいなってきた。
白金標準先物の特徴としては、相場の節目として2,000円、3,000円、4,000円、5,000円と大台替りがレジスタンスやサポートとして意識されやすいことである。そのため、現状は4,000円がレジスタンスとして意識されている。
まとめると、相場の節目となる240ヵ月SMAを上抜けしてきたことで、上値トライの動きになりやすい。2021年2月の直近高値4,524円が上値目処とし意識されている。下値では各SMAがサポートして意識されやすいので、押し目狙いの展開になる。
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