★日4月消費者態度指数:市場予想下回る
内閣府が発表した4月の消費動向調査によると、消費者心理を示す消費者態度指数(一般世帯、季節調整値)は43.2となり、前月に比べて0.7ポイント低下となり、市場予想の43.5を下回った。
★豪州の経済指標:強弱まちまちの結果
オーストラリアの3月住宅建設許可件数は前月比▲13.4%、前年比▲19.9%となり、市場予想の前月比▲0.4%、前年比▲10.0%を大きく下回った。一方で、4月のNAB企業信頼感指数は+13となり、3月の+6から改善となっており、過度な豪ドル安が抑制された。
★中国4月貿易収支:黒字幅は市場予想上回る
中国の4月貿易収支は2623億人民元(380億5000万ドル)の黒字となり、市場予想の1972億人民元(352億ドル)の黒字を上回った。また、3月の1643億4000万人民元[239億2000万ドル)の黒字額をも上回った。
4月輸入額は前年比+18.6%、輸出額は+14.3%(人民元ベース)となった。
★中国の外貨準備高は3ヵ月連続増加
中国の4月末の外貨準備高は3ヵ月連続で増加し、市場予想を上回った。当局によるしひん規制強化で本土外への資金流出が抑制されたことや、人民元相場の安定が寄与した。中国人民銀行が発表した4月末の外貨準備高は3兆300億ドル。3月末に比べて204億5000万ドル増となった。
★日経平均株価:輸出関連株中心に買い優勢で年初来高値更新
7日の仏大統領選を波乱なく通過したことで、欧州政治リスクが後退した。また、外国為替市場で112円台後半の円安に収益改善期待の輸出関連株中心に買いが優勢となり一時上げ幅を480円へと拡大した。結局、2日終了時比450円高の1万9895円と大幅続伸で取引を終了した。日経平均株価は年初来高値となった。
★東京外国為替市場:ドル/円は終日112.80円付近で方向感ない
ドル/円は、仏大統領選の結果を受けた動きが一巡すると次第に様子見ムードが広がり、112.80円付近での値動きが続いた。ユーロ/ドルも利食い売りの流れが一巡すると買い戻しが入ったが、戻りも限定的となるなど次第に方向感が出なくなった。ただ、ユーロクロスの上昇につれて1.0996ドル付近まで値を切り上げる場面もあった。欧州勢参入待ちの様相が濃い。
★欧米イベント
○15:00 3月独製造業新規受注(予想:前月比0.7%)
○21:15 4月カナダ住宅着工件数(予想:22万件)
○21:35 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
○21:45 メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
○23:00 4月米労働市場情勢指数(LMCI)
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