★4月18日以降の東京金60分足では、24時間SMA(緑線)と5,719円の安値を起点として5,786円を結んだトレンドライン(S1)がサポートラインとなり上昇基調を維持している。上値では心理的節目となっている6,000円が意識されている。
NY金先物市場は1730.60-1764.20ドルのレンジ相場となった。4月米製造業/サービス部門PMI速報値や3月米新築住宅販売件数などが市場予想より弱い結果となり、安全資産の金に資金が向かい約1週間ぶりの高値水準まで上昇した。もっとも、為替相場でドルがユーロに対して買い戻されると、ドル建ての金先物は引けにかけて上げ幅を縮小した。
価格帯別出来高では、高値圏での出来高が膨らむかが焦点となる。下値に出来高が多い価格帯があることから、上値が重くなると利益確定売りが入りやすく上値を抑える。出来高の少ない価格帯では、値動きが大きくなるので注意が必要となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方でシグナルを下抜け横ばいとなっていることから、上昇の勢いは鈍化傾向になっている。一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%DがSlow%Dをわずかに上抜けしてきたことで、戻り基調となってきた。戻り場面は維持しているものの、その勢いは鈍化している。
東京金の日足では、5日SMAが上向きとなっており、再び10日SMAを上抜け出来るかが焦点となる。本日も心理的節目となる6,000円を超えられるかが注目される。NY金は、1700ドル台で底堅い展開が続いている。中東での地政学リスクも高まってきており、金が買われやすい地合いが続く可能性が高い。為替市場では、あらためて108.00円の上値の重さが意識される展開となった。ただ、過度な円買いにもつながっていないことで、為替の影響は大きくなっていない。
本日の注目点も心理的節目となる6,000円を超えることが出来るかにある。
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