★東京金60分足では、夜間取引からじり高となり24時間線(緑線:日足では1日線)や雲の下限を上抜けしたものの、72時間線(青線:日足では3日線)が上値抵抗ラインとなり上値を抑えた。まだ120時間線(赤線:日足では5日線)の下方に位置しており、120時間線が下向きとなっていることから、本格的な上昇基調とはなっていない。
NY金先物市場は1319.60ドルまで買われた。欧米株安やユーロ高・米ドル安の相場展開を受けて安全資産としての金の需要が高まった。ただ、FOMCの会合結果を確認したいとの理由でやや上げ渋る場面もあった。
価格帯別出来高では、出来高が多い価格帯を上抜けしてきたことで、買い方からの『やれやれ売り』を吸収して上昇してきた。出来高の少ない価格帯に位置していることから、値動きが大きくなりやすいので注意が必要となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDがゼロラインを上抜けしてきたことで、戻り基調が強まっている。一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は%K:98.53、%D:95.18と短期的にはかなり買われすぎ過熱感が出ていることから、上値が重くなる可能性がある。
20-21日の米FOMCを控え、積極的な売買は手控えられやすい。今回のFOMCでは0.25%の利上げは織り込まれており、さほど影響はないと思われる。ただ、FRBメンバーによるドットチャートで年内3回の利上げなのか、それとも4回に引き上げられるのかが最大の注目点となる。4回の利上げ観測となると、市場が織り込んでいないことから、各相場間でのばらばらな反応が出やすい。FOMCの結果は、日本時間22日午前3時になることから、休み明けのアジア市場からFOMC結果を受けた動きとなる。
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