★9月28日以降の東京金60分足では、24時間線(緑線:日足では1日線)を挟んでのもみ合い相場となった。一時4595円まで下落したが、4600円割れでは押し目買いも入りやすい。一方で、4610円ところが上値を抑える展開となっている。24時間線が横ばいとなってきたが、他の移動平均線は緩やかに下落基調を維持している。
NY金先物市場では、ムニューシン米財務長官がハト派として知られるパウエル米FRB理事を次期議長として支持しているとの観測が浮上したこで、主要通貨に対するドル高は一服したが、米国の年内利上げ観測が継続していることや、欧米株高を式して金先物は伸び悩んだ。
価格帯別出来高では、4600円前後で急速に出来高が増え始めていることから、一旦下げ止まる展開となった。上値の4615円近辺から出来高の少ない価格帯があり、値動きが荒くなりやすい。また、4640円より上の価格帯に出来高が多く、上値では買い方からの『やれやれ売り』で上値が重くなりやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方から上昇傾向にあるが、9月29日のようにゼロラインが上値抵抗ラインとなる可能性もある。一方、もみ合い相場に強いストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20)は、%Kと%Dは下落基調となっている。
東京金の一目均衡表日足では、基準線を下抜けしており、先行スパン2の4586円を下抜けすると52期間の高低の中心値を下抜けたこととなり、窓閉めとなる4539円も視界に入りやすい。ただ、米FRB議長人事おいて、ハト派のパウエル米FRB理事が浮上してきたことで、一旦金利先高感が後退した。タカ派として知られるウォルシュ元理事が『最有力』と見られていたため、先週末から金利先高感が強まっていた巻き戻しの金利低下が金価格の下支えとなる可能性もある。
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