★7月29日以降の東京金60分足では、4478円近辺での攻防となっている。一目均衡表日足の雲下限や75日移動平均線がこの価格近辺に位置していることから、サポートラインとして意識されている。また、240時間線(茶線:日足では10日線)も意識されている。そのため、4478円を大きく下回ると抵抗ライン下抜けとなる。
引けにかけて買い戻され下ヒゲ陽線引けとなっているが、24時間線(緑線:日足では1日線)が上値抵抗ラインとなっている。
NY金先物市場は、米7月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったほか、原油価格が下落し、S&P500指数とナスダック総合指数に売りが広がったものの、米雇用統計結果を見極めたいとの思惑から米国株が比較的しっかりしていた。そのため、金は利益確定売りの流れが先行した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を下抜けしていることから、もう一段下落すると買い方からの手仕舞い売りが入りやすい。また、上値では一旦含み損をかかえた買い方からの『やれやれ売り』が入りやすく上値を重くしやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの下方でMACDとシグナルはゴールデンクロスしているものの、勢いに欠ける上昇となっている。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%Kと%Dが緩やかに上昇基調となっている。
本日の東京金の注目点は4478円近辺を維持出来るかにある。下抜けしてしまうと日足でのサポートラインをも下抜けすることになり、下落基調を強まる可能性がある。しかし、上値では出来高が多い価格帯のため、上値が重い展開となりやすい。NY時間で米7月雇用統計公表があるため、アジア市場では全般様子見ムードが広がる可能性はある。
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