★12月26日以降の東京金60分足では、長く続いていたレンジ相場(4240-4300円)の上限を一時上抜けしたものの、再び上限となっていた4300円近辺まで下落して引けた。ただ、72時間線(青線:日足では3日線)の4298円も下値支持ラインとなっている。現状では120時間線(赤線:日足では5日線)や240時間線(茶線:日足では10日線)の上に位置していることや、一目均衡表の雲の上方に位置していることから上昇基調は維持されている。
価格帯別出来高では、最も出来高の多い価格帯の上にある。出来高の多い価格帯を維持できるか、一方下抜けすると売り方優勢となるので注目点となる。
MACD(パラメータ12、26、9)はゼロラインの上方からMACDとシグナルがデットクロスして下落基調となっている一方で、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:7.69、%D:12.67とかなり売られ過ぎから%Kが横ばいとなっている。そのため、MACDがゼロラインが下値支持ラインとなるゼロラインリバーサルの可能性が高い。
米国株高およびドル高が一服したことからNY金も反発終了しており、東京金も117円後半まで円安進行していることで、再び上昇基調に戻る可能性が高い。
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