★1月14日以降の東京金60分足では、NY市場がキング牧師の誕生日で休場だったということもあり、24時間SMA(緑線)に支えられて動意を欠く小動きの展開となった。ただ、各SMAは緩やかに上昇していることや、雲の上方に位置していることから上昇基調は継続している。
価格帯別出来高では、もみ合い小動きの相場展開の中、徐々に出来高が膨らんでおり、高値圏でも買いが入っていることを示している。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方でシグナルを下抜け緩やかに低下傾向にある。また、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)も%DとSlow%Dが横ばいとなっており、トレンドレスの状態となっている。
東京金の日足では、5日SMAの5,503円の上方に位置している。また、5日SMAと10日SMAが上向きとなっており、短期的な上昇基調は継続している。ただ、戻り基調が継続しているものの、1月8日の高値5,574円が上値節目として意識されじり高の展開が続いている。米国市場が休場だったことから、為替市場でもこう着相場が続き110円台前半で推移した。為替市場が円安方向で安定していることから、東京金の下支えとなっている。
注目点は、上値では1月8日高値を上抜けできるかであり、下値では5日SMAを維持できるかである。
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