★4月24日以降の東京金60分足では、雲の下限と120時間線(赤線:日足では5日線)を下抜けした。ただ、240時間線(茶線:日足では10日線)が下値支持となり、4500円を維持したことは注目点となる。120時間線の4508円を下抜けしたことで、上値抵抗ラインとなりやすい。
NY金は、欧州主要株式市場が休場のなか、米国アk部は高安まちまちで方向感に乏しい展開となったが、一時米VIX指数が10を割り込むなど先行き警戒感が感じられない地合いとなった。また、米長期金利も上昇したことから、安全資産とされる金は売られた。
価格帯別出来高では、出来高が多い4520円処を下抜けしたため、早めの手仕舞い売りが入った。現在の価格帯では、出来高が少ないことから下押しすると手仕舞い売りが強まる可能性があるので注意が必要となる。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがデッドクロスしながらゼロラインを下抜け、MACDが下向きを維持していることから下落基調は継続している。一方、ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎから一旦%Kと%Dが上向きとなっている。寄り付き後の動向次第となりそうだ。
東京金は4500円を超えてくると上値が重くなる展開が継続している。ただ、終値で4500円を回復して終了したことは注目点となる。本日は特に4500円を維持できるかが注目される。上値で出来高が集中していることから、もう一段下押しすると買い方からの手仕舞い売りが入りやすい。ただ、週足の13週線が下値支持ラインとなり、上昇してきていることから、13週線の位置する4479円前後で下げ止まるかが注目される。
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