★12月26日以降の東京金60分足では、一旦下落基調となったものの一目均衡表の雲の上限や120時間線(赤線:日足では5日線)の上方で推移していることから、上昇基調は維持している。また、1月31日以降徐々に上値を切り上げていることも上昇基調が維持されていることになる。ただ、上値では240時間線(茶線:日足では10日線)が抵抗ラインとなっている。
価格帯別出来高では、概ね下値に出来高が多い価格帯があることから、買い高らの手仕舞い売りは入りにくい。ただ、上値ではまだ出来高が少ないことから、240時間線近辺では利益確定売りが入りやすい。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインの上方からデットクロスしながら低下傾向となっているが、ストキャスティクス・スロー(14、3、3、20、80)の%Kと%Dが売られ過ぎ域から反転して上昇基調となっている。そのため、MACDのゼロラインが下値支持ラインとなるゼロラインリバーサルとなりやすい。
FOMC声明で次回会合での利上げが示唆されなかったことから、時間外取引ではNY金は買い戻される展開となった。また、一時ドル/円は113円割れとなったが、その後は113円前半まで回復していることから、東京金にとっては下支え材料となる。今後の注目点では、240時間線(茶線:日足では10日線)を確り上抜けできるかにある。トランプ新政権には、期待感は根強いものの先行き不透明感が強くあることから、金が売りたたかれる地合いにはなっていない。
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