★12月11日以降の東京金60分足では、24時間SMA(緑線)がサポートラインとして上昇していたが下抜けしてきた。ただ、一目均衡表の雲の上限がサポートラインとして意識され下げ止まる展開となっている。24時間SMAを再び回復できれば上昇基調に戻るが、下抜けすると買い方からの手仕舞い売りも入りやすく下落調整となる。
NY金先物市場は1478.40-1484.90ドルのレンジ相場となった。英国・EU離脱後の移行期間を巡る不透明感が意識され、安全資産の金は買いが先行した。為替相場でドルが対ユーロで下落したことも、ドル建ての金先物の押し上げ要因となった。もっとも、本日発表された米指標は総じて経済の堅調さを示し、金の上値を追う動きも強まらなかった。1480ドルを挟んだ水準で推移した。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を上回っていることから、維持出来るかが注目される。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、シグナルを下抜けゼロラインへ向かって低下傾向にある。ゼロラインがサポートラインとなるかが注目される。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎから%Dが上向きとなってきていることから、戻り基調となってきた。
東京金の日足では、75日SMAの5,169円を上回っていることから、上昇基調は継続している。また、5日SMAがわずかながら75日SMAを上抜けゴールデンクロスしてきた。NY金は金売り材料が多かったにも関わらず、底堅い展開が続いた。また、ジョンソン英首相は欧州連合(EU)離脱後の移行期間延長を回避する法改正を目指すと伝わると、自由貿易協定(FTA)交渉が移行期間中にまとまらず、『合意なき離脱』と似たような事態に陥るとの懸念が広がったことも金買いの材料になった。為替市場では、昨日では欧米通貨が主導となったことで、ドル/円は小幅な値動きに終始した。
本日の注目点も75日SMAを維持出来るかが焦点となる。また、5日SMAが75日SMAを上抜けしてきたことで、明確にゴールデンクロス出来るかも注目される。
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