★5月21日以降の東京金60分足では、概ねレンジ内での値動きに終始する展開となった。一目均衡表の雲の上限を上抜けすると、雲の上限がサポートとなりもみ合い相場となった。ただ、レンジの上限として意識される4,524円が視界に入ると上値の重い展開となった。
価格帯別出来高では、出来高の多い価格帯を徐々に上抜けしてきていることから、買い方からの『やれやれ売り』を吸収して買い進まれている。ただ、最も多い価格帯で急速に上値が重くなった。
MACD(パラメータ:12、26、9)は、ゼロラインを上抜けしていることから上昇基調は継続している。ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、売られ過ぎ域まで下落後に%Dが上向きとなりSlow%Dとわずかにゴールデンクロスしたことから、短期的には戻り基調となっている。
東京金日足では、5日SMAの4,515円がサポートとなる一方で、10日SMAの4,522円がレジスタンスとなり狭いレンジ内で推移している。ロウソク足も『十字線』となっており、方向感を欠いた動きで売買材料待ちの様相となっている。為替市場では、昨日は英米市場が休場で、市場の動きをかく乱するトランプ大統領が訪日ということもあり、大統領のツイッターの更新もなく低調な値動きとなった。
本日は10日SMAを上抜け出来るのか、それとも5日SMAを下抜けするのかが注目点となる。25日SMAの4,548円が緩やかに下落基調にあることから、10日SMAを上抜けした局面では25日SMAがレジスタンスとして意識されやすい。一方で、5日SMAを下抜けした局面では260日SMA4,490円と200日SMAの4,481円がサポートとして意識される。
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